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短鎖脂肪酸の働きとは?

最近は、運動や食事制限をするダイエットよりも、きちんと食べて健康的に痩せるダイエット法が主流になってきましたよね。 近年は腸内環境を整える事で基礎代謝を上げ、栄養をきちんと全身に届けてダイエットと美容と健康効果をいっぺんに得ましょうというのが流行りです。 スーパーやコンビニでは、生きた善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)を腸まで届けられるヨーグルトや飲料がたくさん増えてきましたよね。 こういった事は、腸内環境を良くする事がダイエット・美容・健康にとても効果があるとう認識が広く浸透してきた証拠です。 そんな中今注目を集めているのが「短鎖脂肪酸」。 この短鎖脂肪酸は腸内環境を良くするとともに、腸内での発がん性物質の生成を抑制したりする働きをします。 このページでは、「短鎖脂肪酸」について、具体的にどんな働きがあって、どんな効果があるのかをお話ししたいと思います。

整腸作用に良い?短鎖脂肪酸ってそもそも何なの?

私たちが食べる食物繊維(りんご、バナナなどの果物、しいたけ、えのきだけなどのきのこ、わかめなどの海藻類に多く含まれる)を腸内で分解する時に生成されるのが「短鎖脂肪」です。 この短鎖脂肪酸は主に腸内菌が多い大腸内で生成されます。 短鎖脂肪酸には、
  1. 酢酸
  2. プロピオン酸
  3. 酪酸
の3種類あって、腸で吸収された後、酢酸は大腸上皮細胞の栄養源になり、プロピオン酸と酪酸は肝臓や筋肉で代謝されるのですよね。 この短鎖脂肪酸はそもそも酸性の成分なので、腸内で短鎖脂肪酸がたくさん作られると腸内は弱酸性になっていきます。 腸内には3種類の腸内菌が常在する事をあなたも知っていると思います。善玉菌、悪玉菌、日和見菌ですよね。 こうして、弱酸性になる事が腸内環境を良くするのにとても良いのです。

短鎖脂肪酸は腸内を弱酸性にする

腸内菌に3種類の腸内菌が常在しているのをあなたも知っていると思います。善玉菌、悪玉菌、日和見菌ですよね。 善玉菌は食べ物の消化・吸収を助け、腸内をキレイに保つ良い菌です。 逆に悪玉菌は、食べ物の中に含まれるタンパク質を餌に有害な物質やガスを作り出し、腸の運動を鈍らせてしまう悪い菌。 ちなみに、日和見菌はどっちつかずの腸内菌で、善玉菌が優勢の時は善玉菌に加担、悪玉菌が優勢の時には悪玉菌に加担します。 これらの腸内菌がバランスよく常在している状態が「腸内環境が良い」というわけです。 それは、善玉菌の勢力が悪玉菌の勢力に勝っている時ですよね。 前項で「短鎖脂肪酸」は腸内を弱酸性にするとお話しましたが、腸内が弱酸性の状態だと、悪玉菌の酵素が活性化できない為、悪玉菌の勢力を抑える効果があるんです。 ですので、結果として、短鎖脂肪酸は腸内環境を良くする事に大きく貢献すると言えますね。

アレルギーを解消する

体の健康や病気の予防に役立つ栄養はたくさんありますが、今、特に腸内細菌の研究者たちの間で注目されているのが短鎖脂肪酸という物質です。 この短鎖脂肪酸は私たちの健康面に役立つ脂肪酸として今後も注目されていきそうです。

短鎖脂肪酸が作られると食物アレルギーの改善や予防になるのはなぜか

それでは、短鎖脂肪酸がどのようなものか分かったと思いますので、短鎖脂肪酸がどのような働きをするのかを解説したいと思います。 短鎖脂肪酸は腸の自己修復を促したり、腸を活性化したりする働きがあります。 実は、腸内環境が悪い、すなわち腸内が悪玉菌であふれかえっていると、やがて腸壁も弱ってきてしまい、穴が開いてしまうことさえあります。 その結果、腸内の内容物が血中に流れ出し、それを異物を判断した免疫細胞が攻撃をするようになり炎症が起きてしまうのです。 血液中に漏れ出した腸内の内容物に混じって、未消化の食べ物があった場合、これが食物アレルギーの原因になります。 短鎖脂肪酸は腸壁の粘膜の補修工事をする物質でもありますし、腸の機能を活性させる物質でもありますから、短鎖脂肪酸がたくさん作られると、こうした食物アレルギーの改善や予防にも役立つわけです。

短鎖脂肪酸が作られるためには腸内菌にエサをあげること

先にも触れたように、短鎖脂肪酸は善玉菌が優勢になっている腸内環境で作られやすくなります。 ですので、善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖、発酵食品、キノコ類などを意識して献立に入れるようにするとよいです。 また、同時に悪玉菌のエサとなるスナック菓子、揚げ物、脂身の多い肉、ジャンクフードなどはなるべく控えるようにするとよいですね。 最近では、短鎖脂肪酸を増やすサプリも出ていますので、忙しい人はそのようなアイテムを利用するのもひとつの手段だと思います。
ラクビ