有名テニス選手の不調は腸を脅かすグルテンだった

テニスの世界王者といえば、ノバク・ジョコビッチ選手だという人は多いのではないでしょうか? 今やその名を世界にとどろかせているジョコビッチ選手ですが、不調に悩まされた時代もあったのです。 彼は自身の著書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の中で、自分の体の不調は腸に原因があったと語っています。

ジョコビッチの成績不振は腸からきていた?

ジョコビッチ選手も最初は自身の体の不調が腸からきているものだとは考えもしなかったようです。 かつて彼は原因不明の体調不良が頻発することもあり、それが原因で大切な試合を棄権せざるを得なかったこともあるほどでした。 医師の協力を得て彼が分かったことは、自分がグルテン不耐症だということでした。 グルテン不耐症とは、小麦に含まれるグルテンが体内に入ると、下痢や腹痛、吐き気などさまざまな不調をもたらす症状です。 この症状は、腸が弱っている人に表れやすい症状のようです。

腸が弱ってしまうとさまざまな不調が出てくるのはなぜか

では、なぜ腸が弱っているとグルテン不耐症になりやすいのでしょうか? 私たちの腸壁はたくさんのひだひだに覆われているのですが、食習慣や生活環境、ストレスなどさまざまな悪い要因が重なれば重なるほどひだひだを覆っている粘膜が弱体化し、やがて穴が開くようになります。 そうすると、腸の中にあるべきはずの物質が穴を通じて体内に漏れてしまうのです。 腸内には、外部から侵入した病原菌やウィルスもたくさん存在しまから、そのようなものが体内に漏れ出すと大変です。 有害物質が体をめぐることになりますから、それをやっつけようとして抗体が働くわけです。 そうすると、体の各所で炎症が起こることになります。 特に、小麦に含まれるグルテンは、ヒトの体内にもともとあるタンパク質と構造が似ているため、抗体がヒトのタンパク質を攻撃してしまうこともありますからとても厄介なのです。 これが、ジョコビッチ選手を悩ませていたグルテン不耐症のメカニズムです。

弱った腸を蘇らせることは可能なのか

グルテンによって侵されてしまった腸を蘇らせることは果たして可能なのでしょうか? このページの冒頭で紹介した「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の中で、ジョコビッチ選手はグルテンを含むものを食生活から除外することで解消できたと述べています。 この食事法は今や「グルテンフリー」として広く知られるようになり、スポーツ選手や芸能人の間でも実践されるよになったようです。 また、グルテンフリーに加え、腸内菌のエサになる食べ物を日頃から多く食べることがおすすめです。 食物繊維や発酵食品は腸内菌が喜ぶ食品です。